美しい世界遺産が標的に…わかりやすい解説と、標的の世界遺産&薬きょう(弾薬部品)の画像集!
まずは、銃撃テロ事件の最新情報を、サラート永山が内容を変えずに、わかりやすくまとめます。
記事タイトル
ロシア南部の世界遺産で銃撃、12人死傷
AFPBB News
2015/12/31 07:43発表
■ いつの話か?
12月29日夜。
■ どこで起きたか?
ロシア南部・北カフカス(North Caucasus)地方。
そこのダゲスタン(Dagestan)共和国デルベント(Derbent)。
古代の要塞(ようさい)跡の近く。
※要塞(ようさい)とは
都市や港などを守るために、丈夫に築いて、砲台などを設け兵力を置く、一種の城のこと。
要塞(ようさい)の画像を添付しておきますね!
■ そこで、何が起きたか?
銃撃。
■ 被害状況は?
AFPの取材に応じた地元保健当局の報道官による情報です。
「要塞(ようさい)近くでの銃撃により、1人が死亡、11人が負傷した」
と述べました。
そのうちの5人が重体です。
ロシア通信の取材に応じた当局筋によると、死亡したのは露連邦保安局の職員です。
さらに職員1人が負傷しました。
■ どこの発表か?
当局が30日、明らかにしました。
■ デルベントの要塞(ようさい)跡とは
どういうところか?
2003年、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に登録されました。
デルベントはロシア最古の都市です。
今年は、設立2000周年です。
■ 危険地帯の近所ですか?
はい。
とても危険な場所に隣接しています。
■ どのような危険があるのか?
チェチェン共和国に隣接しています。
情勢不安が続いているダゲスタンでは、イスラム国が6月に支部設立を宣言しました。
それ以降、イスラム系反政府勢力から同組織に参加するメンバーが増加しています。
もう、イスラム国の支配地域です。
■ 銃撃事件は、この場所で過去にもあったか?
匿名の当局筋が国営ロシア通信に語った情報です。
銃撃は、過去にも複数の襲撃事件を起こしたとされる地元反政府グループのメンバー3人が実行しました。
容疑者らは近くの森の3か所から要塞(ようさい)に向かって発砲しました。
■ 他に、何か回収されたか?
はい、回収されました。
ロシアのインタファクス通信は、当局筋の話として、現場から薬きょう( 弾薬を構成する部品の一つ。英語でCartridge=カートリッジ)
67個が回収されたと報じました。
サラート永山が、独自に英語で調べて得た海外の薬きょうの画像をたくさん添付しておきますね!
日本では、薬きょうの画像や現物は、インターネット上にもリアルの世界にも、出回ってません。
「超」生々しいので、心臓の弱い方、びっくりするかもしれません。
あらかじめ、心の準備をして、ご覧くださいませ!
現在、治安部隊が容疑者の捜索を続けています。
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■ サラート永山のコメント
ロシアには、昔から女性のテロリストがいます。
女性テロリスト集団の名前は、ブラック・ウィドー(黒の未亡人)です。
テロで夫などが亡くなって、未亡人になった女性たちで構成されています。
チェチェン紛争やモスクワ劇場爆破事件、モスクワ地下鉄爆破事件などを起こしています。
リーダーは、男性で有名なウマロフ容疑者という話もあります。
中東に負けずロシアも、イスラム・テロ事件は、遠い昔から多発しています。
従って、今後も増加すると思います。
日本にも、ロシア人女性がたくさんいます。
すべてを否定的に見るわけではありません。
が、その中に、テロリストがゼロではないと思います。
今後、ロシア人女性が集まる六本木あたりが危険地帯になる可能性大です!
画像は、 標的になったロシア南部・北カフカス(North Caucasus)地方のダゲスタン(Dagestan)共和国デルベント(Derbent)の古代の要塞(ようさい)と、薬きょうです。
皆様、この世界遺産は美しくても危険地帯なので、行かないでくださいね!
これは、旅行ガイドの画像ではありません。危険地帯を報告するための画像です!!!
美しい世界遺産は、安全な国にもたくさんあります。
美しい場所を求めて行くなら、外務省のホームページで調べて、安全な場所に行ってくださいね!