ISの動物爆弾(ネコに爆弾ベスト)、爆弾密造現場、ISの歯医者さん診察シーン画像も…
外務省発表のイラク全域のテロ事件簿、危険地帯も一緒にまとめて報じます!
まずは、AFPの最新情報です!
記事タイトル
米国人3人、イラク首都で行方不明 武装集団が拉致か
2016/01/18 08:20(バグダッド/イラク)
【1月18日 AFP】
米国務省のジョン・カービー(John Kirby)報道官の発表です。
● 17日、イラクの首都バグダッド(Baghdad)で、複数の米国人が行方不明となった。
● 現地の当局と協力して行方を追っている。
イラク当局者によると、行方不明となっている米国人は3人です。
何者かに拉致されたとみられています。
カービー報道官は、米国人らが行方不明となった経緯などの詳細を明らかにしていません。
隠しています。
匿名を条件に取材に応じたイラク警察幹部によると、米国人3人と通訳のイラク人1人がバグダッド南部で拉致されています。
イラク治安当局が捜索を開始しました。
拉致の実行犯は、軍服を着た民兵だったという情報があります。
バグダッドを含むイラク各地では、拉致事件の横行が大きな問題になっています。
イラク人が狙われることが多いです。
ここ数か月では、カタール人やトルコ人なども拉致されています。
新しい情報が入ったら、この記事に追加するのではなく、「パート2」「パート3」というように、新しく記事を書きます。
「サラート永山」のキーワードでご訪問頂ければ、最新記事がすぐわかります。
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最近のイラクにおける治安情勢は、次のとおりです。
参考資料: 外務省 海外安全ホームページ
イスラム国 勢力拡大地域
2014年6月6日以降のことです。
●イラク北部ニナワ県モスル市
●サラーハッディーン県ティクリート市
●イラク北部及び、西部を中心に勢力拡大
これに対して、イラク軍とアメリカが活動地域を攻撃。
2015年4月上旬、ティクリート市が解放されたという進展がありました。
●同年5月中旬、イスラム国がアンバール県の県都ラマーディー(バグダッド西方約110km)及びファッルージャ(バグダッド西方約70km)を占拠。
7月以降、治安当局は両都市を解放するための軍事作戦を行いました。
2015年12月28日、イラク首相府はイラク軍がラマーディー市中心部にあるアンバール県地方政府庁舎を制圧しました。
同市周辺には引き続き、イスラム国の残党が潜伏している可能性もあります。
今後の治安を注視する必要があります。
●ファッルージャでは、イラク治安部隊とイスラム国との攻防が続いています。
●2015年12月に入っても、金曜日を中心にバグダッド及び、南部諸県では反腐敗や公共サービス改善、公務員の新給与体系に対する抗議デモが発生しています。
●12月初旬に、トルコ軍がイラク領内に侵入したとの情報が流れたことを受けて、バグダッド中心部で大規模なデモが発生しました。
イラク国内の治安情勢が比較的安定している地域でも、今後急速に悪化する可能性があります。
今後ずっと、十分な警戒が必要です。
■ クルディスタン地域及びその周辺
クルディスタン労働党(PKK)に対するトルコ軍による空爆が続いています。
■ バグダッド
バグダッドにおいては,特にシーア派居住地域や市の郊外でテロが多く発生しています。
インターナショナル・ゾーン(IZ)、空港と市内を結ぶ幹線道路(ルートアイリッシュ)は、イラク治安当局による厳重な警備が行われています。
が、 同地区内の施設を狙ったと思われるロケット弾が域外から飛来することがありました。
テロはほとんど発生していません。
2015年10月4日に インターナショナル・ゾーン(IZ)内の一部の幹線道路が開放されました。
治安部隊が増強されたので、爆発や混乱は確認されていません。
■ バグダッド国際空港(BIAP)について
2015年1月26日の航空機に対する銃撃事件の発生以降、一部航空会社が運航を見合わせていました。
現在は多くの航空会社が運航を再開しています。
2015年12月初旬に、トルコ軍がイラク領内に侵入したとの情報が流れたことを受けて、12日にはバグダッド中心部のタハリール広場に数千人のデモ隊が集結しました。
トルコ国旗を燃やしたり、主権侵害を訴える大規模なデモが発生しました。
バグダッドに隣接する県のうち、戦闘が継続しているアンバール県では,イスラム国とイラク治安部隊による戦闘が続いています。
2015年7月からは、イラク治安部隊による同県ラマーディー及び、ファッルージャの解放作戦が本格的に開始されたため、周辺地域でイスラム国による反発が起きました。
イスラム国による戦闘、爆弾テロが多く発生しています。
2015年12月28日には,イラク首相府はイラク軍がラマーディー市を制圧した旨を発表しました。
■ イラク南部
バスラ県では、2015年10月5日、南西の街ズバイルで、車に仕掛けられた爆弾が爆発する事件が発生しています。
バスラ県北部の一部を中心に、現在も武装した部族間の衝突が散発的に発生しています。
■ イラクの主要地域において発生した主なテロ事件
2015年12月中のことです。
首都バグダッド中心部のインターナショナルゾーン(IZ)及び、その周辺と、クルディスタン地域及び、南部等で発生したテロ事件は次のとおりです。
(現地時間で記述します)
■ バグダッド中心部
<インターナショナルゾーン(IZ)内>
●テロ事件の発生は確認されていない。
< インターナショナルゾーン(IZ) 外>
●1日、バグダッド西郊アブグレイブ地区にある市場で爆発が発生、2人が死亡、6人が負傷。
●9日、東部ウバイディ地区にあるシーア派モスクの外で何者かが自爆、少なくとも6人が死亡、7人が負傷。イスラム国が犯行声明を出した。
●19日、南西部で爆発事件、南部で迫撃砲3発の着弾事件が発生、少なくとも2人が死亡、8人が負傷。
●23日、バグダッドとその周辺の商業地区で、爆弾5発が爆発、合わせて少なくとも民間人8人が死亡、35人が負傷。
●27日、バグダッド市内で爆発が3回相次ぎ、少なくとも4人が死亡、子ども8人を含む19人が負傷。
(クルディスタン地域3県)
●テロ事件の発生は確認されていない。
(南部4県)
●テロ事件の発生は確認されていない。
(サウジアラビア国境付近)
●12日、西部アンバール県の対サウジアラビア国境付近で、国境警備隊の施設に対して、トラックを使った自爆攻撃が発生。
少なくともイラク軍兵士6人が死亡、10名以上が負傷。イスラム国が犯行声明を出した。
イラクに対しては、一部を除く地域に、次の危険情報を出しています。
● レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)
● レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)
詳しくは、こちらをご覧ください!
↓↓↓
(外務省 イラク「海外安全情報」)
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=45#ad-image-0
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※ 画像について
すべてイラクのイスラム国です。
次のものです。
●子供のイスラム国兵士
●ネコに爆弾ベストを着せた動物爆弾
●禁断の衝撃画像も…
●爆弾密造現場と思われるもの
●イスラム国による爆発現場
●スナップ写真
●戦闘シーン
●イスラム国の歯医者さんの診察シーン(患者さんはイスラム国兵士)
●イラク全域がわかる地図
●イラクの国旗
etc.
枚数が多いですが、
日本国内の読者の皆様が、めったに見られない貴重なスクープ画像なので、この機会に一気に公開します!
■ サラート永山のコメント
画像を見てるうちに、イスラム国は、どんなに頑張ってもロシアやアメリカに勝てないのに、なぜ命がけで頑張るのか?
考えさせられました。
イスラム国の教えに、「アッラーに血を与える」というのがあります。
西側諸国に、空爆などで仲間を殺害されたから、報復したい!という強い信念と、アッラーに血を与えるという信仰がないと命がけで戦えないと思います。
その辺が、根本的に日本人とまったく違うのだと思います。
それでは、スペシャル版のドキュメンタリー画像の世界に進んでくださいませ!