ロシアがシリアで
空爆強化した意図や、
シリアのイスラム国兵士の
脱走先について
海外メディアで調べました。
結論が読めたので
早速、ご報告します。

……………………………………
NHKニュース
ロシア軍 シリアで空爆強化の方針
(10月4日 7時50分付)
による最新情報です。
※文末にて、
イスラム国兵士がシリアから
ヨーロッパのどこの国へ
逃げているのか?について
ボクの推理と、その根拠を示す
海外メディアのニュースを
ご報告します。
……………………………………
中東のシリアで空爆を続ける
ロシア軍の参謀本部は、
これまでにイスラム国の拠点
50か所以上を破壊したとして
成果を強調しています。
さらに空爆を強化する方針を
示しました。
内戦が続くシリアで、
アサド政権への軍事支援を
拡大するために
イスラム国を標的にしている
ロシア軍の参謀本部は、
3日、モスクワで記者会見を
行いました。
このなかで参謀本部の
作戦担当者は、
「これまでにISの拠点
50か所以上を破壊した」と、
成果を強調しています。
そして、
「ISの内部では、
混乱や脱走が始まり、
陣地に残されたイスラム国の
メンバーおよそ600人が、
出身地のヨーロッパへ
脱出しようとしている」として
空爆がイスラム国の弱体化に
つながっていることを
主張しています。
「ロシア軍は
空爆を続けるだけでなく、
回数を増やす」と
さらに空爆強化の方針を
示しています。
……………………………………
【ボクの推理】
ロシアは、イスラム国兵士が
自発的に勝手に逃げようとしている!
と主張しています。
が、それは
ロシアの作戦であり、
意図的に
シリアからイスラム国兵士を
ヨーロッパに脱走させていると
思います。
その根拠は、
ロシアはアメリカを敵に回している
シリア電子軍を指示している
シリアのアサド大統領を
支援していることです。
ロシアの言動と行動は、
矛盾していて
おかしいと思いませんか?
そのように敵国や周辺をだます
作戦的な行いを
軍事用語で陽動作戦と言います。
【陽動作戦とは】
自分の本当の目標や意図を
敵に誤認させることを目標として
事前の作戦をもって
計画的に実施される作戦行動を
言います。
敵に味方の本当の作戦企図
についての判断を誤らせようと、
たくらみます。
あるいは、困惑させるような
目立った行動を起こします。
そこに敵の注意をひきつけます。
そのようにして、
敵の防御体制、軍事作戦を
くずします。
味方の本当の作戦目的を
達成しやすくしよう!
とする作戦です。
スポーツのバスケットボールなどで
フェイントという技があります。
フェイントとは、
ボールをある方向に
投げるフリをして
違う方向に投げます。
敵を勘違いさせる作戦です。
それと近いです。
過去のボクの独自調査によると、
陽動作戦は
中国が得意分野です。
……………………………………
NHKの本日の報道では、
多くのイスラム国兵士は
シリアから母国のヨーロッパに
脱走しようとしている、とのことです。
ヨーロッパとは、どこか?
なぜ、その国なのか?
それらの根拠について
英文で複数の海外メディアを
調べたので 結論をご報告します。
結論を申し上げますと、
イスラム国兵士が逃げようとしている、
という母国のヨーロッパの国は
「フランス」だと思われます。
根拠を示す海外メディアの
記事を以下に示します。
……………………………………
記事タイトル
What is driving French nationals
to join Islamic State?
フランスの国民を
イスラム州に参加させるように
している要因は、何か?
BBC News, Paris
BBCニュース、パリ
19 November 2014
2014年11月19日
このBBCのニュースの記事を
ボクがわかりやすく
和訳・意訳します。
ボクの推理・分析も少し入れます。
……………………………………
フランス人の若者は、
貧困層や、いつも法律がからむ
トラブルを起こす
非行少年・少女が多い。
でも、そんな彼らは、
ダンスを習っていたり
芸術的才能を持ち合わせている
など多種多様な顔ぶれが
いるのが現状。
フランスでは、
芸術的才能があっても
貧困層や非行少年・少女だと
自分を認めてくれる場がない。
彼らは、行き場を失っている。
急進的に自分を認めて欲しいと
思っている。
isramic stateなら、
テロや殺害をすれば
急進的に自分を認めてもらえる。
isramic stateは、
フランス人の若者には
そのような多種多様な
顔ぶれがいることを
把握している。
だから、フランス人の若者を
狙ってリクルートしている。
isramic stateの研究の結果、
フランス人を狙っている。
リクルートの仕方は、
イスラム国の機関誌や
Twitterによると次の通りです。
isramic stateは、楽園だ!
赤ちゃんのヤギや子猫など
君がペットにしていい動物や
甘いお菓子も
たくさん用意している。
参加するか、死ぬか、
決めてください!
という極端な表現方法が多いです。
ボクが書いた関連記事 シリア電子軍とは◇最近の事件…新シリア軍にいるかも…サラート永山も気になる方、お読みくださいませ!!
記事タイトルをクリックすると、そのページにジャンプします。
……………………………………
おわりに
最後までお付き合い頂き、
誠にありがとうございます。
このブログ画面の
過去のブログ一覧に
ボクが書いたロシアやイスラム国に
関する記事がたくさんあります。
そちらも参考資料にして頂ければ
幸いです。
Google、Yahoo!で
「サラート永山」だけの
キーワードで検索すると
ボクのサイトが上位に
ズラリとアップされます!
それらのサイトを開くと
ボクの記事一覧があります。
そのようにしても、
いつでもご覧頂けます。
今後とも、
よろしくお願い申し上げます。
……………………………………
صلاة SMILE and PEACE صلاة
世界のすべてが平和でありますように
筆者プロフィール
サラート永山
(サラートはアラビア語で
平和という意味。
イスラム過激派によるテロ事件が
これ以上、起きないで欲しい!
という気持ちでつけた名前。
イスラム過激派の仲間ではないので
ご安心ください!)
学生時代の専門は経済学。
広告代理店(営業、コピーライター)
テレビ局(財務)を経て、
現在は軍事・テロ・政治哲学専門の
ジャーナリストとして修行中。
テレビ局時代、側近の上司が
湾岸戦争の現地記者で
苦労話を目の前で聞かされる。
陸上自衛隊、レンジャー部隊の
訓練経験者でもある。
そのような経歴の影響で
軍事・テロのジャーナリストの
仕事に関心を持つようになる。
斬新な切り口で、軍事・テロ専門の
裏側情報をお届けしたい思いから
このブログを始めました。
★スマートフォン対応版 告知!★
ニューリリースの発表です!
特に国際情勢の記事の訪問者数、増加に伴い、政治経済・軍事・テロの専門用語や歴史の辞典サイトを開設しました。
サイト名は、「 サラート永山の超わかりやすい!
テロ・軍事・政治経済 専門用語・歴史辞典 」です。
URLは、http://sallt-smile-nagayama.blog.jp/ です。今後は、動画・静止画やニュースサイトのリンクを導入したキュレーションサイトとも連携して、さらなる利便性の向上に努力していきます!
今後ともよろしくお願いいたします。
空爆強化した意図や、
シリアのイスラム国兵士の
脱走先について
海外メディアで調べました。
結論が読めたので
早速、ご報告します。

……………………………………
NHKニュース
ロシア軍 シリアで空爆強化の方針
(10月4日 7時50分付)
による最新情報です。
※文末にて、
イスラム国兵士がシリアから
ヨーロッパのどこの国へ
逃げているのか?について
ボクの推理と、その根拠を示す
海外メディアのニュースを
ご報告します。
……………………………………
中東のシリアで空爆を続ける
ロシア軍の参謀本部は、
これまでにイスラム国の拠点
50か所以上を破壊したとして
成果を強調しています。
さらに空爆を強化する方針を
示しました。
内戦が続くシリアで、
アサド政権への軍事支援を
拡大するために
イスラム国を標的にしている
ロシア軍の参謀本部は、
3日、モスクワで記者会見を
行いました。
このなかで参謀本部の
作戦担当者は、
「これまでにISの拠点
50か所以上を破壊した」と、
成果を強調しています。
そして、
「ISの内部では、
混乱や脱走が始まり、
陣地に残されたイスラム国の
メンバーおよそ600人が、
出身地のヨーロッパへ
脱出しようとしている」として
空爆がイスラム国の弱体化に
つながっていることを
主張しています。
「ロシア軍は
空爆を続けるだけでなく、
回数を増やす」と
さらに空爆強化の方針を
示しています。
……………………………………
【ボクの推理】
ロシアは、イスラム国兵士が
自発的に勝手に逃げようとしている!
と主張しています。
が、それは
ロシアの作戦であり、
意図的に
シリアからイスラム国兵士を
ヨーロッパに脱走させていると
思います。
その根拠は、
ロシアはアメリカを敵に回している
シリア電子軍を指示している
シリアのアサド大統領を
支援していることです。
ロシアの言動と行動は、
矛盾していて
おかしいと思いませんか?
そのように敵国や周辺をだます
作戦的な行いを
軍事用語で陽動作戦と言います。
【陽動作戦とは】
自分の本当の目標や意図を
敵に誤認させることを目標として
事前の作戦をもって
計画的に実施される作戦行動を
言います。
敵に味方の本当の作戦企図
についての判断を誤らせようと、
たくらみます。
あるいは、困惑させるような
目立った行動を起こします。
そこに敵の注意をひきつけます。
そのようにして、
敵の防御体制、軍事作戦を
くずします。
味方の本当の作戦目的を
達成しやすくしよう!
とする作戦です。
スポーツのバスケットボールなどで
フェイントという技があります。
フェイントとは、
ボールをある方向に
投げるフリをして
違う方向に投げます。
敵を勘違いさせる作戦です。
それと近いです。
過去のボクの独自調査によると、
陽動作戦は
中国が得意分野です。
……………………………………
NHKの本日の報道では、
多くのイスラム国兵士は
シリアから母国のヨーロッパに
脱走しようとしている、とのことです。
ヨーロッパとは、どこか?
なぜ、その国なのか?
それらの根拠について
英文で複数の海外メディアを
調べたので 結論をご報告します。
結論を申し上げますと、
イスラム国兵士が逃げようとしている、
という母国のヨーロッパの国は
「フランス」だと思われます。
根拠を示す海外メディアの
記事を以下に示します。
……………………………………
記事タイトル
What is driving French nationals
to join Islamic State?
フランスの国民を
イスラム州に参加させるように
している要因は、何か?
BBC News, Paris
BBCニュース、パリ
19 November 2014
2014年11月19日
このBBCのニュースの記事を
ボクがわかりやすく
和訳・意訳します。
ボクの推理・分析も少し入れます。
……………………………………
フランス人の若者は、
貧困層や、いつも法律がからむ
トラブルを起こす
非行少年・少女が多い。
でも、そんな彼らは、
ダンスを習っていたり
芸術的才能を持ち合わせている
など多種多様な顔ぶれが
いるのが現状。
フランスでは、
芸術的才能があっても
貧困層や非行少年・少女だと
自分を認めてくれる場がない。
彼らは、行き場を失っている。
急進的に自分を認めて欲しいと
思っている。
isramic stateなら、
テロや殺害をすれば
急進的に自分を認めてもらえる。
isramic stateは、
フランス人の若者には
そのような多種多様な
顔ぶれがいることを
把握している。
だから、フランス人の若者を
狙ってリクルートしている。
isramic stateの研究の結果、
フランス人を狙っている。
リクルートの仕方は、
イスラム国の機関誌や
Twitterによると次の通りです。
isramic stateは、楽園だ!
赤ちゃんのヤギや子猫など
君がペットにしていい動物や
甘いお菓子も
たくさん用意している。
参加するか、死ぬか、
決めてください!
という極端な表現方法が多いです。
ボクが書いた関連記事 シリア電子軍とは◇最近の事件…新シリア軍にいるかも…サラート永山も気になる方、お読みくださいませ!!
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……………………………………
おわりに
最後までお付き合い頂き、
誠にありがとうございます。
このブログ画面の
過去のブログ一覧に
ボクが書いたロシアやイスラム国に
関する記事がたくさんあります。
そちらも参考資料にして頂ければ
幸いです。
Google、Yahoo!で
「サラート永山」だけの
キーワードで検索すると
ボクのサイトが上位に
ズラリとアップされます!
それらのサイトを開くと
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そのようにしても、
いつでもご覧頂けます。
今後とも、
よろしくお願い申し上げます。
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صلاة SMILE and PEACE صلاة
世界のすべてが平和でありますように
筆者プロフィール
サラート永山
(サラートはアラビア語で
平和という意味。
イスラム過激派によるテロ事件が
これ以上、起きないで欲しい!
という気持ちでつけた名前。
イスラム過激派の仲間ではないので
ご安心ください!)
学生時代の専門は経済学。
広告代理店(営業、コピーライター)
テレビ局(財務)を経て、
現在は軍事・テロ・政治哲学専門の
ジャーナリストとして修行中。
テレビ局時代、側近の上司が
湾岸戦争の現地記者で
苦労話を目の前で聞かされる。
陸上自衛隊、レンジャー部隊の
訓練経験者でもある。
そのような経歴の影響で
軍事・テロのジャーナリストの
仕事に関心を持つようになる。
斬新な切り口で、軍事・テロ専門の
裏側情報をお届けしたい思いから
このブログを始めました。
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ニューリリースの発表です!
特に国際情勢の記事の訪問者数、増加に伴い、政治経済・軍事・テロの専門用語や歴史の辞典サイトを開設しました。
サイト名は、「 サラート永山の超わかりやすい!
テロ・軍事・政治経済 専門用語・歴史辞典 」です。
URLは、http://sallt-smile-nagayama.blog.jp/ です。今後は、動画・静止画やニュースサイトのリンクを導入したキュレーションサイトとも連携して、さらなる利便性の向上に努力していきます!
今後ともよろしくお願いいたします。