アメリカの外交の専門誌が報道!サウジアラビアに潜む「脅威」をわかりやすく徹底解説します!
まずは、ロシアの通信社、スプートニクが報じたアメリカの外交の専門誌の
報道をわかりやすくまとめます。
記事タイトル
米国メディア:ダーイシュ(IS)はシリアでの敗北後、サウジアラビアに「引っ越し」する
ナショナル・インタレスト誌
2016年01月22日 01:48
サウジアラビアは、近い将来、次世代のイスラム国の拠点になる可能性が高いです。
今、イスラム国はシリアで敗北の方向に進んでいます。
アメリカのナショナル・インタレスト誌が次のように報じました。
● サウジアラビアの全人口は、2800万人です。
そのうち、全労働力の3分の1が移民です。
70%が30歳以下です。
若者が大半です。
この中の30%が無職です。
● つまり、サウジアラビアには大勢の無職の若者がいます。
簡単に、イスラム国のリクルートの対象になります。
(サラート永山の推理ですが、行き場を失った社会的弱者が狙われやすい側面もあると思います。)
● サウジアラビア国内では、サウジアラビア政府への不満も強まっています。
理由は、原油価格の下落により、国家の歳入が減少しているためです。
(イランの制裁解除の影響もあります。)
● イスラム国の資金は、底をつきかけています。
● イスラム国は、多くの外国人戦闘員を抱えています。
つまり、イスラム国は、特定の国との結びつきが原因で勢力を拡大するパターンはあまりないです。
勢力拡大する場所を、簡単に移動できるのです。
● 移動先として最有力は、サウジアラビアです。
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サラート永山のコメント
サウジアラビアには、イランを敵だと思っているイスラム教徒がたくさんいます。
ほとんどがスンニ派です。
イスラム国は、 スンニ派です。
イランは、シーア派です。
だから、サウジアラビアの若者はイスラム国に感化されやすいです。
※ 感化とは、人の考え方や行動に影響を与えて、自然にその人間を変えさせることです。
マインドコントロールに近いです。
今後、サウジアラビアのほぼ全域がイスラム国になる可能性もゼロではありません。
そうなると、イランが防衛のために核開発をまた始めると思います。
そうなると、ロシアと中国がイランに協力をします。
そうなると、アメリカは、ロシアや中国と仲が悪くなります。
冷戦(経済の戦争)が深刻化します。
中東バランスが崩れます。
第三次世界大戦に発展する可能性が見え隠れしています。
危険な世の中になってきました。
早く、新しい惑星に引っ越せるようになれば良いですが…
時間がかかりそうですね。
画像はイメージです。