あっせん利得処罰法( あっせんりとくしょばつほう)とは
国会議員、地方議員、その長が,影響力を行使して(権力を使って)、国や地方公共団体の公共工事について、公務員に口ききした(間に入って話をまとめた)見返りに金品を受け取ることを禁ずる、という法律です。
簡潔に言うと、権力を使って、話を解決したらダメですよ!
という意味です。
誰でも権力には、負けてしまいます。
そのような権力を使ったら、ずるいです。
それは、ひきょうだから、やめてね!
という意味もあります。
それに加えて、金銭や利益になるものを受け取ったらダメですよ!
という法律です。
以下の正式名称は、複雑だから覚えなくて良いと思いますが、一応書いておきますね!
正式名称は、「公職にある者等のあっせん行為による利得等の処罰に関する法律」です。
※ 斡旋(あっせん)とは
労働争議の調整方法の一つです。
仕事に関係ある、もめごと。
これを片づける。
それが目的です。
掃除機をイメージしてみてください。
掃除機の目的は、ゴミを吸い込むこと。
ですよね?
この場合は、ゴミではなく「仕事に関係ある、もめごと」をお掃除します。
片づけてくれたら、気持ちいい!
ですよね?
そのような役割があります。
当事者間の自主的な努力、自分たちから動く努力、
これに対して援助します。
助けてあげます。
背中を押して手伝ってあげること、
そして、解決に導くことを目的としています。
労働関係調整法、
および、
公共企業体等労働関係法 (現国営企業労働関係法 ) により設けられた制度です。
掃除機の、仕事問題解決版
と思うと、わかりやすいです。
※ 労働争議とは
労働者と使用者との間で労働条件などをめぐって起こる争いを言います。
簡潔に言うと、仕事のケンカ状態です。
労働関係調整法という法律があります。
その法律で、労使間において労働関係に関する主張が一致しないで、争議行為が発生または発生するおそれがある状態を言います。
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サラート永山オススメの「超カンタン」な覚え方
法律の覚え方ですが、言葉で覚えると複雑でわかりくくなります。
法律は、多くの場合、二つのものが存在します。
例えば、被害者と加害者などです。
イメージとして、水槽の中のザリガニと金魚を思い浮かべてみてください。
それぞれに、法的な立場があります。
それを「ダラリダラリと」長い言葉で示したのが、法律です。
ザリガニと金魚とは何を示すか?どういう関係か?
それがわかれば、法律もスルスルと理解出来ます。
そして、覚えられます。
甘利賄賂の事件の場合、ザリガニは甘利元大臣や秘書などの犯罪グループ、金魚は威圧された被害者のURという見方で、今のところ適切だと思われます。
法律は、強い者と弱い者に分類されて、あてはめられることが多いです。
画像は、ザリガニと金魚です。
同じ水槽に入れたら、どうなるか?考えてみてください。
今回の不祥事と似た結果になります。
ザリガニが権力に匹敵したハサミを使うからです。
金魚が負けてしまい、かわいそうな結果になります。